
AIという技術が我々の生活に浸透し始め、我々は日々の生活の中で当たり前の様にその恩恵を認識しはじめてきている。一般の人が触れることが出来るAI技術はその末端で、その後ろには膨大な技術とそれを支えるインフラがあるのだと思う。その一部がデータセンターと言われる巨大なサーバー室のような建物で、国内でも盛んにデータセンターの建設が進む。
データセンターは非常に電力消費の高い施設で、センターを建設するにあたり特別に電気を引き込むインフラ整備が必要で、当然ながら持続的に膨大な電力を供給しなければならない。
さて、立ち止まって「じゃーAIって何をしてくれるのか?」と考えると、身近なところではこれまで人間がえっちらおっちらやっていた作業を代わりにやってくれるとか。今までは時間がすごくかかってた事を短い時間でやってくれたり、調べものをものすごい速さでやってくれたり、クリエイティブな作業も自動でやってくれたり、非常に便利だと。
でもそれって、「人間でも出来ること」で、どうしてもAIでないと出来ない事ではない、と思う。膨大な情報を瞬時に処理したり、到底人間がやってたら無限に時間がかかると言われるかもしれないが、普段の生活でAIにお願いすることって今までは当然の様に人間がマニュアルでこなしていた作業も多いのでは。じゃーそれをAIにやってもらったことで、人間は余った時間で何をするのかというと、新しい創造的な行動を興すというより、怠ける方に進むのではと思う。
翻って、AIを動かす為に膨大な電力を消費して、環境を破壊して、結果生み出すのはちょっとしたことでもコンピューターに頼らなければ出来ない腑抜けた人間だとすると、、、何のための技術なのかよくわからんと思えてくる。
最初から計算機を使うことに慣れてしまえば、四則演算などできなくなり、結果脳みその出力は低下しかしないのでは。。。と思うんだけど、何か理解が間違っているのかな?
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