
先週までの一週間、仕事で海外出張に出ていました。その中で一番印象に残ったのがこれでもかと提供されるフリーフード。
空港のラウンジから、フライトの機内から、ホテルのウェルカムサービスまでほぼ途切れることなく食事と飲み物が提供される。しかもそれが深夜2時の機内食でのステーキや、全く手をつけないホテルの部屋の果物や巨大なチョコレートボックスだったり全くの無駄になってしまうものであった。
そういった「過剰なサービス」をディーバ的に当然のもてなし(自分の社会的評価の指針)として受け取り、多ければ多いほど良いとする人もいるかもしれないが、感覚的には世界をまたにかけるビジネスパーソンは食事に気を使って、夜中のカレーや寝起きのチョコなんて絶対手をつけない人達が多いのでは?そんな人にこれでもかと食事を提供する事が既に時代錯誤で純粋な無駄なのではと思えてきた。
要するに必要もなく、感謝もされないところに虚しく食事が提供され続けているのである。
一週間も海外出張していると時差ボケだし、仕事で緊張してるし、ご飯なんて機械的に食べている事が多くどーでもいいと言えばどーでもいい。出張先で美味いもん食ったり、現地スタッフと麻雀したりを楽しみにしてたのはオヤジの世代までじゃないかと思う。ビジネスクラスラウンジのカレーなんてたいして美味しくないし。。。
なんかこういうところに社会の行き詰まり感を感じてしまった。。
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